ポジティブシンキングを肯定?否定?
世間では、ポジティブシンキングを否定する風潮が出てきた。
いままで、怪しい自己啓発セミナーなどで、盛んにもてはやされてきた反動かもしれない。
ただ、個人的には「ポジティブシンキング」肯定派だ。
本物の成功者の元で毎日接してきた経験、たくさんの起業家のビフォアアフター(成功する人がどんな人かという膨大なサンプル)を見てきた経験からだ。「ポジティブシンキング」が大事だということが体験的にわかっていると自負している。
逆にネガティブシンキングであるが故に成功できない、もしくは芽が出ない人をたくさんみてきた。ある意味では、もったいない状態だ。
この「ポジティブシンキング」に関して自分なりの答えを持っているから、書きたいと思う。
まず、第一に、「ポジティブシンキング」とひと言で片付けるにはムリがあると思っている。実はポジティブシンキングにはレベル感がある。このことは深くみていくとおもしろい。
個人的には「ポジティブシンキング」といえるには2つの要素がくっついて、初めて本当の成果を発揮できるものだと思っている。
1つ目。努力だ。
ポジティブシンキングで成功していく人たちは、尋常ではない努力をしてきている。努力もせずに、ポジティブシンキングをしていればうまくいくなんていうレベル感ではない。ずっと努力を重ねて、知識も、経験もあって、それでいてポジティブシンキングなのだ。
それ以前に、ポジティブシンキングで成功していくような人の努力は、一般的な「苦しい努力」とはちょっと違う。楽しくて夢中で努力しているだけかもしれない。もっといえば、ポジティブシンキングができるから、グダグダと頭でっかちなことを言う前に、「とりあえずやってみよう!!」とすぐに行動するし、人よりも先にその事業を手がけ、多くの体験も積み重ねることができる。これが、どうせ報われないと思っているなら絶対にしないだろう。
2つ目。運だ。
「ポジティブシンキング」で成功していくような人は、「運」がいい。運がいいから楽しくなり、さらにうまくいきポジティブになる。そして、これが決定的だが、「運」は自分で作れる。運は引き寄せられるのだ。自己啓発セミナーの「引き寄せ」を受け売りしてるわけではなく、実際に見てきたからわかる。
理由は、「運」とは「人」が運んでくるものだから。本当の意味でのポジティブシンキングをしているような人の周りには人が集まる。人気が出る。考えてみたらわかる。「明るい将来を期待できるビジョン」、「どっしりとした余裕」を示しているような人に、ついていかない社員はいない。周りも放っておかない。もちろん、知識も経験も、実力も人望もあってこそだ。当然、結果も残し続ける必要がある。でも、そのハードルの上をラクラクと飛んでいくのである。
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