フィンテックもいいけど

昨日は、ある金融機関の支店長との飲みだった。


これからの日本経済や起業、会社経営について語るのも楽しいが、

どんな人が成功するのかを語り合うのも楽しい。


起業コンサルタント(R)、税理士としての見方と金融機関の審査の責任者としての見方。

化ける人、化けない人を見抜く判断基準はほとんど同じだと言っていい。


財務(決算書)に現れる「数字」も大事だが、定量評価だけはなく、もっと人間くさい、泥臭いところの審査は大事だ。フィンテックもいいが、人間としての「勘」、「目利き」に属する職人技、多くの人を見てきた「経験」が「将来」をほぼ正確に予測すると思う。このあたりをスコアリングできたらおもしろいだろう。


■義理と人情は果たせる人間か

■だらしなくないか

■苦しいときでも折れない心をもっているか

■資産をどれだけ持っているか

■周りにどれだけ評価されてきた人か

■苦しいときを支える人脈を周りに持っているか


このあたりはモノの見方がほぼ一致しておもしろい。


実務的におもしろいと思うのは、だらしないかどうかの見方

■滞納がないかどうかは当たり前

■クレジットカードの使い方(金額、枚数、作るペースなど)

■運転免許証の末尾の数字(紛失、失効は1つずつ数字が増える)

■書類の整理のしかた

■玄関が汚いかどうか

などなど。


起業したいなら、日頃からだらしなくないように暮らしておくべきだ^^





中野 裕哲 - Hiroaki Nakano        - オフィシャルブログ