何のためにやるのか
本日、「一般社団法人 日本理念コーチ協会」が発足し、理事に就任しました。
代表理事はJC(青年会議所)の大先輩、新納さんです。
新納さんは、私がJC1年生のときの理事長。若かりし時代、まだ会社員だったころに薫陶を受け、起業できるまでに育てていただきました。そんな雲の上の存在だった方と一緒にお仕事ができることは幸せだと思います。
JC(青年会議所)時代に学んだことはたくさんありますが、私の中で一番大きかったと思うことは、「何のためにやるのか」という根本的な思考回路を身につけられたことです。人間、ともすると、「目的」と「手段」を間違えます。特に経営においては、この2つの区別をつけないとその会社の発展はどこかで頭打ちになると考えています。いや、むしろ、衰退の原因にもなり得るでしょう。
「金が儲かればいいのか」
「自分が生活できればいいのか」
「従業員や家族が幸せになれれば、それでいいのか」
「この仕事をすることの大義は?」
「自分の人生で何を成し遂げたい?」
繰り返し繰り返し、自分に問い、行動規範とするべきだと感じます。
「何のためにやるのか」。つまりは究極的には「理念」です。
社長だけではなく、現場の社員も含めて、全員が同じ「理念」を持つことができたら、会社は強くなり、永続的に発展していけるでしょう。
起業の段階から、もしくは起業してカタチができてきた段階で、一度立ち止まって考えていただくきっかけになればと思っています。
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